2014年11月21日金曜日

旅の始まり

昨年定年になった。会社に役員で残る選択も用意して頂いたが、たった一度の人生、新しいことにチャレンジしたい気持ちもあり、潔くリタイヤした。
妻との約束で会社を辞めたら二人で世界旅行三昧をしよう!と決めていた。そして今年予定していた三昧(・ ・)満喫た。30年間在籍した出版社時代、出張はよく行ったが、正直旅行という概念は希薄であり、23日の旅に出てても常に仕事の段取りが頭から離れず、ボーっとしていると妻に「せっかく二人で旅に出た時ぐらい、仕事を忘れたら」と愚痴を言われたものだ。そんな段取りも定年すれば全く関係ない、しがらみを忘れ、退職するまで 想像して、ためていた旅のシナリオを現実化できる喜びをかみしめた。旅のパンフレット以上にカメラのカタログを集め、時間がある身分を活かし、大型カメラ量販店にも通い、旅に持っていくカメラの品定めをした。

あれこれ悩んでカメラを購入して、気分だけは写真家になった。

※写真本人